小川英子の部屋~日々雑感

雁木

昔、雁木は……(7)

 雁木は各商店の軒を連ねた私道だが、隣と隣の間が離れていて、雁木から路地が伸びているところがある。人一人通れるだけの細道。どの家も町屋造りだから鰻の寝床のように長い。三、四十メートルはあるだろうか。  子どもの頃、その路 …

昔、雁木は……(6)

 今まであげた遊びはすべてお金のかからないものばかりだ。  東京では石蹴り用に平たいガラス玉を売っていたらしいが、糸魚川では海水浴のついでに拾ってくればいい。ゴム段のゴムは、親から幅広の白いゴム紐(パンツ用!)をもらった …

昔、雁木は……(5)

 良寛さまが鞠つきをして子どもたちと遊んだことは有名だが、当然のことながらそれはゴム鞠ではない。  昔の手鞠はぜんまいの綿を芯にして、かがり糸でくくった。大きく弾まないから、しゃがんでついたという。あるいは放り投げ、手に …

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